あるようになる 

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アルツハイマーを予防せよ

認知症の6割がアルツハイマー
高血糖×アルツハイマー

食べた後に血糖値が上がってしまう。
いわゆる高血糖状態で、それがアルツハイマー病の発症に影響するといわれています。
認知症の発症予防効果として食べ方、食べる順番で予防できるかもしれません。

 東京医科大学病院 高齢総合医学講座 羽生春夫主任教授
認知症や糖尿病、高血圧症など加齢により発症する病気を総合的に研究

アルツハイマー病というのは、老化、加齢が影響していることは間違いない。
アルツハイマー病の元となるアミロイドβが脳の中に溜まり発症に繫がっていきます。

脳をきれいにするお掃除マン→インスリン
食事をすると血糖値が上がるが、ホルモンのインスリンが出てそれが上がらないようにしている。
このインスリンが脳の中で神経細胞の中に出来てしまった、アミロイドβたんぱくを細胞の外に掃きだす作用があります。

 脳をきれいにするお掃除マンⅡ→インスリン分解酵素
インスリンが掃きだしたアミロイドβたんぱくを分解する。

高血糖が長く続くと認知機能を低下させ、ひいてはアルツハイマー病の発症に影響する。
高血糖の状態がアミロイドβの分解を阻害する。

疫学調査により血糖値が高いほどアミロイドβが溜まりやすいことが分かりました。

糖尿病ではなくても、
最近の研究では急激な血糖値の上昇はアルツハイマー病の危険性が高まることが分かってきている。
脳の糖尿病といわれています。

血糖値が高くなっている状態が長く続くと、血糖値を下げるためにインスリンがたくさん作られるが、それに反応してインスリン分解酵素も出てくる。この酵素がインスリンの処理に全部使われてしまうので、アミロイドβたんぱくが分解されないで残ってしまい、それが脳の中にどんどん溜まってしまう。

インスリンとインスリン分解酵素の本業は血糖値を下げることであり、その処理の追われると副業であるアミロイドβへの処理まで手が回らなくなります。

血糖値の上昇を抑えるには
1 いきなり甘いものを食べない
2 食べる順番→野菜 魚 米 上昇が抑えられる

実験結果
白米が先 血糖値が上がる
野菜が先 血糖値の上昇が抑えられる

アカデミヨシズミ より

 

生活習慣病の一つであるともいわれ、糖尿病と深い関係があるようです。

認知症の予防、健康というものの基本として食生活は大事なんですね。