あるようになる 

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認知症予防の根拠2

『運動習慣』

有酸素運動の強度と頻度が関係しています。

4,700人の運動習慣を調べて、4年にわたって追跡した研究では、普通の歩行速度を超える運動強度で週3回以上運動している人はまったく運動していない人に比べて、危険度が半分になっていました。


有酸素運動は、脳の血流量を増し、高血圧やコレステロールのレベルを下げる効果があり、そのことが認知症の発症率に関係しているのであろうと考えられています。

 

『知的な生活習慣』

文章を読む・知的なゲームをするなどの知的な生活習慣がかかわっていることも報告されています。


テレビ・ラジオの視聴頻度、新聞・本・雑誌を読む頻度、トランプ・チェスなどのゲームをする頻度など7項目を最低頻度の7点から最高頻度の35点まで点数化してアルツハイマー認知症の発症危険度を見たところ、1点につき危険度が33%減少していたといいます。

 

『対人関係』

アルツハイマー認知症の発症には、対人的な接触頻度も大きくかかわっていることも明らかになっています。


夫婦同居で、子どもと週1回以上会う人に比べて、一人暮らしで子どもと週1回未満しか会わない、友人または親族と週1回未満しか会わない、いわば閉じこもりがちな人は、発症の危険度が8倍も高いことが示されています。

 

参照 (「介護予防マニュアル」(厚生労働省))

福祉住環境コーディネーター1級公式テキスト


魚、野菜などバランスの良い食生活を送り、運動もして知的な趣味をもち対人関係も良い。


心身ともに健康な生活を送る。


これを自然に行いたいですね!


完全図解 新しい認知症ケア 介護編 (介護ライブラリー)目からウロコ!まちがいだらけの認知症ケア (ほっとくるブックス)