口腔ケア3 パタカラ体操
『噛むこと』
噛むとこんなにいいことがあります!
脳の血流も増すので認知症予防にもいいようです。
「パタカラ体操」
パタカラ体操はお口の代表的な体操の一つで、
食べ物を上手にのどの奥まで運ぶ一連の動作を鍛えるための発音による運動です。
加齢に伴い筋肉が弱ってくると、お口の周りの筋肉や舌の動きが悪くなります。
その予防・改善が目的です。「パ」「タ」「カ」「ラ」と発音することで、食べるために必要な筋肉をトレーニングします。
「パ」破裂音の「パ」は唇をしっかりと閉めて発音します。
唇を閉める筋力を鍛え、食べ物をお口からこぼさないようにします。
「タ」「タ」は舌を上あごにしっかりと つけて、くっつけることで発音し ます。
「タ」の発音は上あごから下あごへ舌を打ち付けるので、舌の筋肉 のトレーニングになります。
「カ」「カ」はのどの奥に力を入れて、 のどを閉めることで発音します。
食べ物を飲み込む時には一瞬呼吸を止めることが必要です。「カ」の発音は誤嚥せずに食べ物を食道に送るトレーニングになります。
「ラ」「ラ」は舌をまるめ、舌先を上の 前歯の裏につけて発音します。
食べ物をのどの奥へと運ぶための舌の筋肉のトレーニングになります。
飲み込む時には一瞬呼吸を止めることが必要なんですね~。それぞれ発音しながら口の動きを確認すると、なるほどな~と分かります。
地域の介護予防教室でこの「パタカラ体操」をやっているのですが、自分自身も「パタカラ体操」を行うことになるので、やり始めの頃より発音やしゃべりが良くなっているように思います。「パタカラ体操」いいですよ~