あるようになる 

自分自身を作る健康、介護予防について主に発信しながら学びも合わせて発信します!

認知症介護実践者研修 5日目

5日目
「地域社会関係を考える」
○地域社会関係
・高齢者が認知症になっても安心して暮らしていける環境とはどのような社会か
・暮らしにくい状況があればどのように社会の環境を変えていけば、気持ちや行動が落ち着くのか、また豊かになるのか?

○環境
・社会的環境 物的環境 人的環境

○フォーマル・インフォーマル」
・両方を組み合わせる
・より自由で豊かな支援が可能

○身近な社会資源
・非営利の社会資源→社協、民生委員、ボランティア、自治会等
・営利の社会資源→介護保険事業所、病院、スーパー等
・公的な社会資源→市町村○○課、地域包括支援センター
・私的な社会資源→医師会、看護協会、介護福祉士会等

○認知症の人にとっての問題
・自分で歩ける健康な人の場合、外見からは分からない・分かりにくい
・困っていることを伝えきれない
・迷子、徘徊→行方不明・事故・死亡のケースも

○認知症の人の行方不明を発見、防ぐための社会資源を書き出してみよう
 
○徘徊・迷子にさせないためには
・迷子は認知症の中核症状→記憶障害、見当識障害

○高齢化・認知症をめぐる社会問題
・高齢者の独居
     高齢者の夫婦世帯の増加
 高齢者の住居(賃貸住宅で車椅子など)
・老々介護
・認認介護
・介護殺人


○まとめ
・地域社会環境は認知症の人や家族に影響を及ぼす
・地域に住む人の偏見、差別、意識、知識、態度
・認知症の理解、本人や家族の立場になって考える、気づき、支え
・地域づくりが重要

「生活環境を考える」 利用者の視点でとらえる
○介護従事者の視点

○支えあい助け合い
・利用者を支える→外出支援、入浴支援、排泄支援など
・利用者に支えられている→仕事→給料→生活・暮らし・子育て→人生→生きがい

○事例を通して具体的に考える
・生活動線を考える

○最後に
・誰のため? 何のため?
・介護困難事例は→「高度な介護・支援を求めている人」

「生活支援の方法」
○こんな施設は赤信号
・地域の人から「あそこはダメ」と言われている 等

○こんな介護職員は危ない
・介護職員が徘徊している
・介護職員にひどいもの忘れがある
・介護職員に妄想がある

○認知症ケアの難しさ
・どうして欲しいのか分からない
・何を言いたいのか分からない
・コミュニケーションがとれない
・拒否や抵抗される
・急に怒る

○認知症ケアは個別的な対応


○認知症ケア=BPSDへの対応と思われがちである
・しかし、本来は、私たち援助者が、中核症状に及ぼす様々な要因や背景を読み取り、それを改善、緩和する事が大切

○歩き回る、暴力に込められたメッセージ・サインとは
・様々な要因、影響がある

○認知症とは
・脳の器質的変化により日常生活に支障をきたした状態
・原因疾患→アルツハイマー病 レビー小体等
・必ずみられる中核症状
・記憶、理解、判断力当の低下

○BPSDは
・起こる人と起こらない人がいる→中核症状とちがう

○共感的理解も大切だが
・困難事例 
・認知症の人の「言葉」や「行動」に対応しようとする事が「ケアする」事?
・「困難さ」とは主観的なもので、誰にとっても困難とは限らない

○介護者の都合や価値判断で
・認知症の人の行動や行為を「変えよう」「止めよう」「抑えよう」としていませんか?
・その背景には、変えたい 止まってほしい やめさせたい
・認知症の人 本人の立場で考えていましたか?
・様々な視点で考えていましたか

○BPSDを起こすのは
・本人なりに理由がある

○マイナスの感情は蓄積される

○病気の影響や飲んでいる薬のの副作用について

○身体的痛み、便秘・不眠・空腹などの不調による影響

○まとめ
・認知症は中核症状がある
・周りの環境(人的、物的、社会的)を整えなければならない など